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同誌は、これまで核弾頭の使用動向の追跡を担っていた上記三国の制御システムは現在、核以外の兵器の偵察手段としての役割を果たしていると指摘した。
国際平和カーネギー基金のジェームズ・アクトン氏は安全保障研究の専門誌インターナショナル・セキュリティで、「1980年代半ばまでは、米国の早期警戒衛星の任務は専ら核弾頭の発射の探知にあった。今日では敵の弾道ミサイルの迎撃等、ミサイル防衛に関する情報の提供といった多様な用途で使われている」と述べている。
米ナショナル・インタレスト誌は、ミサイル防衛システムの導入は普通になったものの、ロシアが早期警戒衛星を攻撃した場合、米国は核戦争開始の合図と判断する可能性があるとしている。