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同グループの情報によると、取水が行われている「北ドネツ・ドンバス運河」の水を廃棄物により汚染することを、仮想の破壊工作員らが計画しているという。
同グループのウェブサイトで公表された発表では、「水の汚染後、[・・・]ドネツク及びルガンスク両人民共和国政府とロシアに対するウクライナと西側諸国による活発な情報キャンペーンが展開される公算が大きい。例えば、放射線によるこの地域の汚染や国際法違反、環境安全保障を確保する能力の欠如などに責任があり、これによる全ての結果を伴うとして、ドネツク及びルガンスク両人民共和国政府とロシアを非難することが考えられる」と述べられている。
ハッカーらは、特殊部隊隊員らが作戦に向け、ジトームィル州にある閉鎖された放射性廃棄物の埋設地から、放射性物質が入ったコンテナを入手したと指摘している。指摘によれば、この施設は軍事施設から15~18キロの場所にあり、ここでは「破壊工作員ら」が米国人教官らの指導のもと、特殊訓練を行っているという。
また、サイバーベルクートでは、今回の作戦行動の「監督者」について、米民間軍事会社「ブラックウォーター」を設立し、今年4月に軍事施設を空路で訪問したエリック・プリンス氏であると推測している。