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アメリカがん協会の研究チームは喫煙をしたことがないが、16〜18歳にかけて喫煙者と交流していた米国人7万人超の健康状態と、彼らの食生活やライフスタイルを記入したアンケートを分析した。
研究結果が示すところ、若者期の受動喫煙は慢性閉塞性肺疾患により死亡率を31%高める。喫煙者の近くで10時間以上過ごす成人が慢性閉塞性肺疾患によって死ぬリスクは42%増加し、虚血性心疾患による死亡率は27%、心臓発作による死亡率は23%増加する。
研究チームは、喫煙する両親は自らの子どもが成長した時に喘息やほかの肺機能障害を発症するリスクを高めると指摘している。