性的暴行でワインスタイン氏を訴えた女優に性的嫌がらせの疑い

© AP Photo / Vianney Le Caerアーシア・アルジェントさん
アーシア・アルジェントさん - Sputnik 日本
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イタリアの女優で映画監督のアーシア・アルジェントさんが、性的嫌がらせで若い俳優から訴えられ、数か月前に38万ドルを支払っていた。アルジェントさんは、性的嫌がらせなどに反対する運動#MeTooの積極的な参加者。

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ニューヨーク・タイムズ紙によると、アルジェントさんは、映画『サラ、いつわりの祈り』で知り合い、アルジェントさんの息子役を演じた俳優でミュージシャンのジミー・ベネットさん(22)に性的嫌がらせで訴えられ、支払いに応じた。

​ニューヨーク・タイムズ紙が入手した文書によると、支払いに関しては、昨年10月にアルジェントさんが性的暴行でプロデューサーのハーヴェイ・ワインスタイン氏を訴えた後、同意が結ばれた。

当初ベネットさんは350万ドルを要求したが、弁護士との交渉で大幅に引き下げられた。

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ベネットさんによると、17歳になったばかりの2013年に当時37歳だったアルジェントさんとホテルで会い、お酒を勧められ、性的嫌がらせを受けた。なおカリフォルニアの性交同意年齢は18歳。

ベネットさんは、アルジェントさんとの性行為後、当惑し、落ち着きを失い、ストレスが仕事に影響を及ぼし、その関係で役と収入を失ったと主張している。

なおニューヨーク・タイムズ紙は、アルジェントさんとその弁護士のコメントを得ることはできなかったという。

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