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公開された資料には、ソ連軍スタフカ(最高総司令部)による、ハリコフ解放計画承認の指示書がある。同資料は「特別重要」だと記載されているが、司令官らの名前が記されていない。これは情報流出を避ける措置だった。文書によると、クルスクの戦いの4前線における「ユリエフ同志とアレクサンドロフ同志」の行動が調整されていた。これは架空の人物で、実際はゲオルギー・ジューコフ元帥とアレクサンドル・ヴァシレフスキー元帥の動きを確認した。
部隊の士気を高める仕事に関する文書も公開された。
クルスクの戦いは史上最大の戦車戦となった。激戦は1943年7月5日から7月23日まで続いた。戦闘終了後、大祖国戦争における戦略的イニシアチブは完全にソビエトの側に移った。
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