アジア大会、前半折り返し:日本は悲喜こもごも、史上初金メダル続出の陰でスキャンダルも

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インドネシアのジャカルタで行われているアジア版オリンピック、「第18回アジア競技大会」の会期が折り返し地点を過ぎた。24日の時点で、日本代表は金メダル25個、銀メダル28個、銅メダルは33個を獲得。予想外の展開が続いた大会前半を振り返ってみよう。

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バドミントン女子団体では、48年ぶりに金メダルを獲得。5連覇中の中国を3対1で下し、優勝した。男子団体は開催国のインドネシアに敗れ、銅メダルを獲得した。男子がメダルを獲得するのは48年ぶりだ。

フェンシング女子フルーレ団体では初の金メダルを獲得。準決勝では5連覇中だった韓国に勝利。中国との決勝では残り4秒で同点まで追いつかれるも、35対34で粘り勝ちし、栄冠を手にした。男子エペ団体でも、決勝で中国を退け、初の金メダルに輝いた。

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競泳の池江璃花子は、50メートル・100メートルバタフライ、メドレーリレーなどで5冠を制し1大会で最多の金メダルを獲得した。連続5冠は日本代表として44年ぶりとなる。

いっぽう、日本のお家芸、女子レスリングで金メダルがゼロだったことは大きな衝撃を与えた。世界選手権優勝者や五輪メダリストなど実績のある選手ばかりだったにもかかわらず、歯車が狂った。パワハラ問題などを受け、前強化本部長が4月に解任されたことが少なからず影響を与えたとみられている。

バスケットボール男子代表選手4人が買春行為で代表認定を取り消され、帰国したことは大きなスキャンダルとなった。残った8人の選手が試合を続けている。22日には格下の香港に辛勝し、準々決勝進出を決めた。

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