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インドネシア・スンバワ島にあるタンボラ山は戦いの2ヶ月前に噴火。歴史的にも大規模な噴火で、死者は7万人を超えた。
英研究チームの研究によると、噴火により帯電した火山灰が上がり、雲の形成を担う大気層の上層「電離層」をショートさせた。その結果、欧州では長く続く大雨が降り、ナポレオン軍は適宜援軍を得られなかった。英紙インデペンデントが報じた。
電離層での同様の異常は1991年、フィリピンのピナトゥボ山の噴火後にも確認されたとロシアメディアが報じる。
ワーテルローの戦いはナポレオンによる最後の大規模な戦闘。フランス軍が英、オランダ、ベルギー、プロイセンなどの連合軍と戦った。敗走したナポレオンは2度めの退位を余儀なくされた。ナポレオンはセントヘレナ島に島流しとなり、同地で6年後に亡くなった。
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