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ハッブル宇宙望遠鏡のカメラで米NASAの撮影した写真には、地球から約4900光年に位置するケンタウルス座にあるカラフルなガスの光る雲が写っている。
NGC 3918の特徴は、鮮やかな中央の星の「目」の形と、より透明な外殻。こうした現象は、強いガスの流れが時速35万キロほどの速度で星から放出されることで起きる。
© 写真 : ESA/Hubble and NASA惑星状星雲「NGC 3918」
惑星状星雲「NGC 3918」
© 写真 : ESA/Hubble and NASA
天文学的現象の基準からは、NGC 3918のような惑星状星雲は寿命が短く、その長さはわずか数万年。
惑星状星雲は、超新星にならずに一生を終える恒星が赤色巨星となった際に放出したガスが、中心の星の放出する紫外線に照らされて輝いているものである。中心の星は恒星の進化において白色矮星になる前の段階である。
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