国連、ロヒンギャ大量虐殺でミャンマー軍上層部の告訴を呼びかける

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国際連合人権高等弁務官事務所は、ミャンマー軍が「イスラム教徒ロヒンギャに対するジェノサイドを実行しようとして」大量殺人や集団暴行をしたと考えており、ミャンマー軍上層部代表者らの告訴を呼びかけている。

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報告書では、「アウンサンスーチー国家顧問は、展開する出来事を停止、または阻止するために、あるいは民間人を守る義務に対処するための代替手段を見つけるために、事実上の首相職も自身の権威も使わなかった」と指摘されている。

2017年8月、運動体「アラカン・ロヒンギャ救済軍」が、ミャンマー南西部ラカイン州の30カ所の警察署や軍事基地を襲撃した。これを受け、地域では軍事作戦が始まった。国際組織「国境なき医師団」によると、衝突が始まってから最初の1カ月間だけで6700人が暴力行為の被害者となった。

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