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テレグラムでは、ユーザーに関する情報を明らかにしたことはこれまで一度もないと指摘。今後は、情報開示が行われれば、「透明性レポート」チャンネルで半年に1度公表される報告書で関連情報が発表されることになる。
テレグラムでは、同社のメッセンジャーがメッセージ解読キーを提供し始めることにはならないと強調。この問題に関する立場は変わらないままだ。
ロシアでは4月中頃、モスクワのタガンスキー地区裁判所の決定に基づき、テレグラムが遮断された。この措置は、ユーザーらによるメッセージのやり取りを暗号化するキーをロシア連邦保安庁(FSB)に引き渡すことをテレグラムが拒否したことを受けてとられたもの。
一方、ロスコムナゾール(ロシア連邦通信局)では、仮にテレグラムが裁判所の決定を履行した場合、テレグラムの遮断を解除する用意があると明らかにしている。
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