シベリア鉄道利用でロシアに貨物輸送 パイロット事業出発式が横浜港で

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シベリア横断鉄道を利用した日露間の貨物輸送の実証実験開始を告げるパイロット事業出発式が29日、横浜港本牧ふ頭D-5横浜国際コンテナターミナル で行われた。

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ロシア経済発展省のセルゲイ・ゴリコフ次官は「これは(露日の)交流年の素晴らしいイベントだ。プロジェクトは文字通り我々の国を結び付けるものだ。日本とロシア鉄道の運輸省庁が同プロジェクトの制作、準備のために多大な作業を行ったことを指摘しておかねばならない」と語った。

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日本、シベリア鉄道を利用した貨物輸送を望む=マスコミ
ゴリコフ経済発展次官は、「このプロジェクトは露日の友好の象徴となり、両国間にかかる橋となるだろう」と感慨を表した。

現在、露日間の貨物輸送は主に空路(高コスト)あるいは航路(53日から62日)で行われている。

専門家らは、シベリア鉄道を利用した貨物輸送は企業のコストを最大40%削減し、輸送日数も約20~27日まで短縮されるとの見方を示している。

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