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研究で2種類のコウモリの体内にエボラウイルスのサブタイプが発見された。こうした種類のコウモリは人家の軒先に巣を作ることも稀ではない。エボラウイルスの膜にある糖タンパク質が人体への感染を引き起こすのだが、糖タンパク質自体が人体にとって危険なのかどうかは、研究では明らかにされていない。
一方でコウモリを殺すことも危ない。死体からは大量のウイルスが拡散してしまうから。
エボラ出血熱は2014年から2015年にかけてアフリカ諸国で猛威を振るい、当時、これによる死者の数は1万1千人を超えた。エボラ出血熱は撲滅されてはおらず、局所的な蔓延が確認されている。