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ショイグ国防相は、「北極圏におけるロシアの国益の擁護とその積極的伸長はロシア軍の優先的活動であり続けている。今日、北極圏は一連の諸国の領土的、資源上の、軍事戦略的利益の対象に様変わりしてしまった。これがもとになってこの地域に紛争が起きる危険性が高まる恐れがある」と述べている。
ショイグ国防相は、現在、北極圏にはロシアだけでなく、韓国、スウェーデン、ドイツ、中国、米国も砕氷船を配備していると指摘している。
ショイグ国防相は、現在ある、また予測される脅威に的確な対応するために、北方艦隊は2020年までに北極に軍部隊編成の可能性を拡大する露国防省の複合計画の実現を続けていると強調した。