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目撃者のインドネシ人女性2人は、最近までクアラルンプールの歴史地区のホテルに滞在していたが、現在の所在は不明。
同事件での主要な被告は、インドネシア国籍のシティ・アイシャ被告とベトナム国籍のドアン・ティ・フオン被告の女2人のまま。両被告には、死刑が適用される可能性がある。2人は罪状を否認し、死亡した人物が誰だったかについて自らは知ってさえおらず、自分たちはテレビショー向けの抽選に参加していると思っていたと述べている。さらに4人の北朝鮮国籍保有者に対しても容疑がかけられているが、この4人は事件発生の日にマレーシアを去っている。
金正男氏は2017年2月、毒を塗られてから15~20分後にクアラルンプールの空港で死亡した。金正男氏には、正体不明の液体を誰かが自分の顔にかけたと通報する時間があった。専門家らは、この液体について、国連によって大量破壊兵器であると考えられている「VX」型の神経麻痺物質だったとの結論に至っている。