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ボルカー特使は、「ウクライナが軍事力を強化し、防衛力を高めることは至極当然のことだ。また、同国が他国に支援を要請し、要請を受けた国々が同国を支援する必要があるのは当然だ」と述べた。
ボルカー特使は、米国はウクライナ軍にとり必要になる武器に関して協議する用意があることを明らかにした。同特使はまた、ウクライナにおいては海軍および防空網の強化が必要との考えを示した。
ウクライナ東部ドンバス地方の紛争激化に繋がるとの懸念から、ロシアは一貫してウクライナに対する武器供給に慎重な姿勢を示してきた。ドミトリー・ペスコフ露大統領報道官は、同国への武器供給は同地方における紛争解決およびミンスク和平合意の実現を促すものではないとの見方を示している。