トランプ大統領は、アサド大統領の殺害を指示していた=マスコミ

© Sputnik / Valeriy Melnikov / メディアバンクへ移行トランプ大統領は、アサド大統領の殺害を指示していた=マスコミ
トランプ大統領は、アサド大統領の殺害を指示していた=マスコミ - Sputnik 日本
サイン
トランプ米大統領は昨年、マティス米国防長官に、シリアのアサド大統領の殺害を指示した。ワシントン・ポスト紙のサイトに掲載された同紙の編集主幹ボブ・ウッドワード氏の著書『恐怖:ホワイトハウスのトランプ』に書かれている。

スプートニク日本

ウッドワード氏は、このトランプ氏とマティス氏の会話について、2017年のシリア・イドリブでの「化学的攻撃」の後に行われたと主張している。米国はこの攻撃でシリアを非難し、これを基盤にシリアのホムスをミサイル攻撃した。

国連 - Sputnik 日本
マスコミ、シリアに関する国連の秘密指令文書を公開
イドリブで軍事行動が始まった後、トランプ氏は激怒したとみられ、マティス長官に電話し、猥褻な言葉でアサド大統領を殺害するよう要請した。トランプ大統領は「彼を殺そう!何かやろう!彼ら全員を殺そう!」と述べたという。しかし、ウッドワード氏によると、マティス長官は大統領の指示を実行するのを拒否し、「より慎重な」行動を取ると述べた。

結果、より「慎重な」案は、シリアの施設に対するミサイル攻撃となった。このミサイル攻撃は、シリア政府が「化学兵器攻撃」を行ったとするいかなる証拠がないにもかかわらず行われた。

なおホワイトハウスは、ウッドワード氏の著書について「大統領を悪く見せるために、元スタッフが語った作り話を集めたものだ」とする特別声明を発表した。

関連ニュース

シリア外相 国連の発表の復興見積に同意せず

米国がイドリブ情勢で個別の会合招集 

ニュース一覧
0
コメント投稿には、
ログインまたは新規登録が必要です
loader
チャットで返信
Заголовок открываемого материала