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当フォーラムの開催にあたり、「投資家支援制度:次の歩み」、「極東の産業優先分野」、「グローバルの極東:国際協力プロジェクト」、「人々の生活条件の創出」等のテーマが設定された。
最も重要な論題の一つに「エネルギー」関連問題が挙げられており、当問題を巡りロシア、およびアジア太平洋地域の政府代表や企業関係者がビジネス対話を実施する予定。参加者はまた、「国際輸送回廊」におけるデジタルテクノロジーの導入、アジア太平洋地域における環境プロジェクト、シルクロードとツーリズムに関して意見を交換する。
先の報道では、同フォーラムには、日本の安倍晋三首相や中国の習近平国家主席、韓国の文在寅大統領も出席する。このほか、当初は朝鮮民主主義人民共和国の金正恩国務委員長の出席も予定されていた。
しかし、8日、平壌を訪れたロシア上院(連邦会議)のワレンチナ・マトヴィエンコ議長は、金正恩国務委員長が「予定されている韓国との会談のため9月のスケジュールが過密」であることを理由に、「自身としては非常に参加したかったものの」東方経済フォーラムへの参加の断念を伝えたことを明らかにしていた。