レイピア、ピストル、拳 ロシアで役人に決闘を許可?

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ロシアのインターネットユーザーらが、審議に向けて12日に同国下院(国家会議)に持ち込まれた法案を積極的に議論している。議員の一人が立法レベルで許可することを提案したのは・・・役人らの間での決闘だった。

スプートニク日本

ロシア自由民主党のセルゲイ・イワノフ下院議員は、「ロシア連邦決闘法典」と題する法案を審議に向けて持ち込んだ。

法典案によると、国家公務員は自らを侮辱した他の役人を決闘に呼び出すことができるが、これは両者の等級が等しい場合に限られる。

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レイピアやサーベル、ピストル、また殴り合いによる決闘が規定されている。

法典案の第81条では、決闘の手順が詳細に記述されており、例えば、レイピアによる決闘に際しては、相手同士が胴体を裸にし、手袋をはめて戦うとされている。

弁護士らの意見は一致している。決闘の過程で受けたあらゆる傷は、ロシアにある裁判所によって刑事犯罪として認定され、対戦相手が死亡した場合、勝者に対しては15年の収監から終身刑までが適用される可能性がある、というものだ。

イワノフ議員は、独創的な法案の構想で知られている。とりわけ有名なのが、18歳未満の人物に対しニンニクを摂取することを立法によって禁止するという提案。イワノフ議員自身は自らによる数々の法案について、「皮肉な」ものであると評している。

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