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ロジャンコ会頭は国際討論クラブ「ヴァルダイ」で演説したなかで、「企業が一番憂慮しているのは制裁だ。それは現行のものだけでなく、これからさらに補足されうる制裁が出てくる恐れがあるからだ。しかもこうした脅威は米国側から増していることが多いが、ロシア政府側からもある」と語っている。
ロジャンコ会頭は、制裁は「事実上、米国企業全社にロシアからの撤退を強いるものだ。なぜなら制裁は銀行システムとの作業、鉄道輸送を禁じ、ガスの購買を禁じており、これによりロシアでの生産は事実上不可能になりつつあるからだ。現時点ではその恐れがあるという状態だが、この脅威は宙ぶらりんのまま存在している」と述べた。
一方でロジャンコ会頭は、状況は依然として複雑なままであるものの、実業界は作業、拡大を続けており、投資までもが止められていないと指摘している。