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中国商務省の声明には「中国は9月18日、米国の中国製品2000億ドル相当への新たな関税導入を受けて、WTOに同国を提訴する手続きを開始した」と書かれている。
トランプ米大統領は先に、9月24日から今年末まで2000億ドル相当の中国製品に10%の関税を課すと発表していた。なおその際トランプ大統領は、中国が報復措置を講じた場合、2670億ドル相当の中国製品に関税を発動する可能性も排除していなかったものの、米国のこうした警告を無視して、中国は報復措置を講じる方針を表していた。
中国商務省は、WTOへの提訴に踏み切ったことについて深い遺憾を表すると同時に、中国政府は報復措置を取らざるを得ないと表明した。
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