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エネルギアはすでに長年、宇宙船ソユーズに乗った月周回プロジェクトに取り組んでいる。観光目的のサービスも策定しているが、「プロジェクトへの経済的要件を見直したため価格が少し上がり、1億5千〜1億8千米ドルになっている」という。
関係筋は、月周回旅行を市場に最初に打ち出したのは、エネルギアと米宇宙旅行会社「スペース・アドベンチャーズ」だと述べた。
同社は先週、長期ミッション用ロケットに乗って月を周回する世界初の宇宙観光客との合意に署名したと明らかにした。来たるべき飛行日時は伝えられていない。だが同社は、宇宙滞在を夢見る人々への宇宙開放に向けた「重要な一歩だ」と意気込みを見せた。
スペースX社が開発中の輸送システム「ビッグ・ファルコン・ロケット(BFR)」で月に向かう最初の商業観光客となるのは、日本人億万長者で芸術コレクターの前澤友作氏だ。カリフォルニア州にあるスペースX本社でイーロン・マスク最高経営責任者(CEO)が発表した。
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