スプートニク日本
中国は米国が中国製品の輸入に新たに関税を導入したことを受け、米国との貿易交渉を取りやめた。ウォールストリートジャーナルが消息筋情報として明らかにした。
消息筋は、中国の公式的な立場に照らした場合、こうした米国の戦略は中国側との協力を促進するものではなく、中国は交渉を退けることで、圧力を受けた形での交渉は避けたいという姿勢を堅持していると説明している。
こうした展開の一方で消息筋は、中国は来月10月にも新たな交渉を開始する可能性を残していると語っている。
1週間前、トランプ米大統領は2000億ドル相当の中国製品に対する10%の輸入関税の導入を明らかにした。この関税導入は9月24日に発効し、1月1日には25%にまで引き上げられる。中国はトランプ大統領の関税引き上げの声明が出るや否や、これへの報復を明らかにし、9月24日より5200品目を超える米国製品600億ドルに対し、同じく10%の輸入関税の導入を発表していた。
関連ニュース
米国は中国に対する大規模なキャンペーンを開始する計画-サイト