任天堂、がんを患うティーンエージャーの死を前にした夢を実現

© AP Photo / Shizuo KambayashiLogo of Nintendo and Super Mario characters at an electronics store in Tokyo. (File)
Logo of Nintendo and Super Mario characters at an electronics store in Tokyo. (File) - Sputnik 日本
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カナダのブロガー、クリス・テイラーさんが9月中頃、自らのツイッターに、ゲームソフト『大乱闘スマッシュブラザーズ SPECIAL』が発売されるまで自分が生存できないのではないかと不安だと書き込んだ。実は、クリスさんに対しては骨格系の悪性腫瘍との診断が下されている。クリスさんは既に数回の手術を受けたものの、病気は現在、末期段階にある。

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クリスさんはツイッターに、「自分が『大乱闘スマッシュブラザーズ SPECIAL』をプレイできないのではないかと本当に恐れている」と書き込んだ。

若者のツイートはウェブサイト「レディット」のユーザーらによって指摘され、このツイートは任天堂上層部にさえ届いた。結局、公式リリースよりも前に同ゲームをクリスさんがプレイできるよう、同社社員らが同ゲームのデモ版を携えてクリスさんのもとを空路訪れることとなった。クリスさんは、自分と一緒にゲームを遊べるよう、友人らを招待した。

これについてクリスさんは、「みんな、やったぞ!任天堂の代表者2人が今日、『大乱闘スマッシュブラザーズ SPECIAL』のデモ版を持って自分のところにやって来て、自分は3時間、友人や兄弟、母と一緒にデモ版をプレイした。このことを自分のためにしてくれたみんなに礼を言う」と書き込んでいる。

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