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同法は、人道的な亡命の権利取得ルールを厳格化し、国籍取得や移民受入れセンター滞在の新規則を導入する。例えば、移民が亡命申請の資格を失い、国外追放となる犯罪のリストが拡大される。
同法はまた、テロリズム関与を疑われる人物など、国益への脅威と見なされる人物のイタリア国籍剥奪の可能性も規定する。
イタリアメディア「The Local」によると、イタリアでは今日、約500万人の移民が暮らしている。不法移民は主に北アフリカや中東諸国出身で、その人数は統計により、50万〜70万人と揺れがある。2017年だけで、海経由でイタリアに12万人の不法移民が侵入したと見られる。