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学者らは事実上初めて、シロアリに単為生殖、つまり自家受精で満足し、雄なしで済ます長期にわたる可能性を実現する能力があることを立証した。
矢代敏久・元京都大学研究員は、「以前に考えられていたところでは、シロアリのコロニーでは両性の同権が常に支配的、つまり有性生殖で繁殖する同じ数の雄と雌が含まれているとされていた。我々は初めて、このことが必ずしもそうだとは限らないということを示した」と述べている。
日本の学者らは、日本に生息する「反進化的な」シロアリの珍しい亜種について、数十年間、そして数百万年間さえ存在し続ける可能性があることを解明した。