首相、人事調整を本格化 石破氏は冷遇をけん制

© AFP 2023 / Kazuhiro Nogi安倍首相(アーカイブ写真)
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安倍晋三首相は28日、米国訪問を終えて帰国した。10月2日の内閣改造・自民党役員人事に向け、二階俊博幹事長と官邸で会談し、党内調整を本格化させた。来年の統一地方選や参院選をにらみ、安定した布陣を目指す意向だ。石破茂元幹事長は東京都内で講演し、総裁選で自身を支援した議員を人事で冷遇すべきでないとけん制した。

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首相と二階氏は約30分間、協議した。二階氏は記者団に「党内外のいろんな話をした。(人事は)首相が思う通りに行うことが大事だ」と述べるにとどめた。首相はニューヨークでの記者会見で、麻生太郎副総理兼財務相や菅義偉官房長官を留任させると明言している。

(c)KYODONEWS

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