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同紙によると、大型連休は7日まで。過去最多の約700万人が出国するとみられている。中国のオンライン旅行大手「携程旅行網(シートリップ)」は、大型連休中の中国本土以外の人気旅行先で日本が1位となったとして、「日中関係の改善が好影響を与えた」「日本は観光資源が豊富で目的地の選択肢が多い」などと理由を分析しているという。2位はタイ、3位が香港、4位に韓国が入った。米国の人気は低かったという。
先月19日付の日本経済新聞によると、直前に大阪と北海道で大規模災害が発生したことで訪日中国人客の減少が懸念されていた。ただ、中国では日本の災害ニュースが大きく報道される一方、交流サイト(SNS)では連日、日本在住の中国人が復旧状況を投稿。「繁華街の回復など対応の早さが伝わり、逆に旅行を考える中国人に安心感を与えた」(遼寧省大連の旅行会社)とみられるという。
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