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ムフタバルさんは、３４か３５歳ころに髭が生えてきたという。その時、すでに既婚で２人の子供をもうけていた。親類は、何があっても髭を剃ってはいけないと述べた。
「夫は常に誇りに思ってくれて、こんな妻は誰にもいないと言っていた」
髭を生やして３５年、好奇心に満ちた目線や質問攻めには慣れたという。だが故郷の村では髭を生やした女性には経緯を持って接する。多くの人は、ムフタバルさんに祝福するよう求めてくる。
ムフタバルさん
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サイン
カザフスタンに住み、３５年に渡り髭を生やしている女性（７０）は、知人から敬意を込めて、ムフタバル姐さん（アパ）と呼ばれている。アパとはカザフスタン語で長女を意味する。
