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調査を実施した人物らは、「中国は、決定的に重要な分野における米国の指導的地位を失墜させることができるよう、自国の資源輸出と製造業における自国の貿易政策を意図的に組織してきた」と結論づけている。
例として挙げられているのは、戦略ミサイルや大陸間弾道ミサイル(ICBM)の燃料のための最重要化合物である「過塩素酸アンモニウム」を巡る状況。同物質の世界での供給の大部分をコントロールする中国は、同物質を「人為的に低い価格」で販売し、このことによって米国の供給業者の地位を失墜させており、これが原因で米国の供給業者はビジネスからの撤退を強いられていると、調査では主張されている。