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スクリパリ元大佐へのインタビューに基づいて執筆されたアーバン氏の『Skripal Files』は、4日に発売された。
アーバン氏は書籍に「現在もスクリパリ氏とその娘は警察の保護下にあり、仕事に行くことはできない。だが、スクリパリ氏は自宅に戻るのかという質問の意味はなく、同氏の家は英国の納税者によって占められ、この通り(ソールズベリー)における彼の生活は終わった…」と書いている。
またアーバン氏によると、スクリパリ氏は特に米国などの他の国へ移住する案には否定的な反応を示した。書籍では「スクリパリ氏がダウニング街の(英政府の)病院に入院していた時、彼らに米国や英語圏の国へ行き、新たな個人データを提供するという提案があった。だが、私が耳にしたところによると、この案を気に入った者は(スクリパリ親子のうち)誰もいなかった」と述べられている。