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当初、マヤ・ビーチの閉鎖は5月から9月までの5カ月間で終了する計画だったものの、期間の終了後、さらに11月まで延期されることが決まった。
ビーチ閉鎖期間延長の決定は、あまりにもたくさんの観光客がこの砂浜を訪れることで、自然環境のバランスが崩れ、サンゴの死滅が生じていることによるもの。
当初、半年間で砂浜の生態系は回復すると推測されていたが、当局の専門家は、まだ十分ではないと判断した。
今回の措置についてピーピーレイ島が属するタイ国立海洋公園側は、「私たちは、この砂浜の生態系が完全にもとの状態に回復するのを待たなければならない。そのためにこの半年間、千を超えるサンゴを新たに植え込み、ビーチへの植樹を行うなど、たくさんの取り組みを行ってきた」と説明している。
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