裁断されたバンクシーの作品、落札者は予定通り購入する意向

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英国の覆面アーティスト、バンクシーの作品「風船と少女」が、競売大手サザビーズのオークションで落札直後に額縁に内蔵されたシュレッダーで裁断される出来事があったが、落札した女性は、予定通り購入する意向。サザビーズがホームページで発表した。

スプートニク日本

サザビーズによると、落札者の女性は「落札のハンマーが打ち下ろされ、作品がシュレッダーで裁断された時、最初はショックを受けたが、美術史の一部となった作品を自分が手にしたことを徐々に理解し始めた」という。

2012年「風船と少女」を運ぶ職員 ボナムズ・オークション会場 ロンドン - Sputnik 日本
神秘的な覆面芸術家 バンクシーのもっとも輝かしい作品
なおサザビーズは、落札者の身元は明らかにしていない。わかっているのは欧州出身の女性で、サザビーズの長年の顧客であるということのみ。この女性はバンクシーの「風船と少女」を10月5日のオークションで、100万ポンドで落札した。

なおサザビーズによると、落札直後に「自滅」した「風船と少女」には、新たに「愛はゴミ箱の中に」というタイトルがつけられた。

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