メキシコ外相「USMCAは第三国との関係を害するものではない」

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ドナルド・トランプ米大統領は10月1日、北米自由貿易協定(NAFTA)再交渉の妥結を発表した。これを受けてメキシコのビデガライ外相は、NAFTA新協定(USMCA)への合意は第三国との関係を害するものでないとの見方を示した。

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メキシコ外務省は、「ビデガライ外相は、USMCAが定める規定はどれもメキシコが独立して維持する第三国との二国間貿易にとっての障壁とはなりえないとしている」との声明を出した。

米国、カナダ、およびメキシコは先月30日、3カ国間の貿易協定維持に合意した。トランプ大統領は「大統領貿易促進権限(TPA)法」のスケジュールに基づき、11月末までにUSMCAの協定文書に署名する予定。今後は各国におけるUSMCAの議会通過が必要となる。新たな枠組みにおいては、年間1兆ドル規模の域内貿易が見込まれる。

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