ソユーズ緊急着陸時に感じたこと ロシア人宇宙飛行士が明かす

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ソユーズMS−10宇宙船が11日、国際宇宙ステーション(ISS)に向け打ち上げられた時、宇宙船を載せる「ソユーズFG」の二段目が作動しなかった。乗組員は緊急着陸した。乗組員の1人、ロシア人宇宙飛行士のアレクセイ・オフチニン氏は、もう1人の乗組員、米国人のニック・ヘイグ宇宙飛行士と非常事態にどう行動したかを語った。

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オフチニン氏によると、非常事態は事故を示す表示が光ってすぐに明らかになった。「その後は気を揉む時間なんてありませんでした。働いて、緊急着陸に備え、着陸後に乗組員が仕事をこなせる状態であり続けるために、全てをこなす必要がありました」

緊急着陸時の重力加速度(G)は約7Gだが、トレーニングでは最大8Gの負荷をかける。これは乗組員にとって深刻な試練だったが、飛行訓練中に宇宙飛行士は全員、あらゆる非常事態を克服するよう学んでいると、オフチニン氏は強調した。

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