サウジ記者殺害には総領事が関与 トルコのマスコミ報道

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トルコ駐在サウジアラビア総領事のムハメド・アリ・オタイビ氏はサウジ人記者ジャマル・カショギ氏殺害事件に関与していた。トルコのイェニシャファク新聞が治安維持機関内の消息筋からの情報を引用して報じた。

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10月16日、オタイビ総領事は失踪事件がスキャンダル化するなか、トルコから出国していた

People hold signs during a protest at the Embassy of Saudi Arabia about the disappearance of Saudi journalist Jamal Khashoggi, Wednesday, Oct. 10, 2018, in Washington. - Sputnik 日本
行方不明のサウジ記者、殺害時に自ら録音か
イェニシャファク紙の報道によれば、カショギ氏失踪事件の捜査当局はカショギ氏が姿を消した当日に在トルコ・サウジアラビア総領事館内で録音された音源を複数入手している。音源のひとつには、オタイビ総領事がカショギ氏に向かって、「生きていたければ、黙れ!」と言っている声が入っている。

音声からはカショギ氏は殺害される前に拷問を受けていた様子がわかっている。カショギ氏は尋問で手の指を切断され、そのあと頭部が切断された。録音にはオタイビ総領事が殺人に関与した複数の者らに向かって、「これは外でやれ。お前たちのせいで私が不快な目に遭う」と言っている声が残されている。

これより前のトルコのマスコミ報道によれば、総領事館の1回目の家宅捜査は9時間以上に及び、その際にカショギ氏殺害を示す複数の証拠が建物内から発見されている。

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