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トルコ・米両政府の関係は、昨年12月にトルコとロシアが、ロシアのS400に関する融資の合意に署名した後に悪化した。今年の7月、米議会は、トルコ政府がロシア製対空ミサイルシステム「S400トリウムフ」を購入する意向であることを理由に、第5世代戦闘機「F35」のトルコへの供給を凍結した。一方アカル国防相は「現在の政治的軍事的条件は、否定的な状況に関する話が一切無いようなものだ」と述べた。
「飛行機がトルコに届けば、マラティヤの空軍基地に配備される。そこではふさわしいインフラを整備する集中的な作業が続いている。第3機、第4機は来年3月に引き渡される」
トルコはF35戦闘機を少なくとも100機購入する方針だという。
6月21日、米テキサス州フォート・ウェルトにあるロッキード・マーティン社でトルコ空軍への第5世代多目的攻撃戦闘機F35の最初の納品式が執り行われた。だがトルコに引き渡されたF35は来年11月まで米国に留まる。トルコ軍パイロットの訓練のためだ。
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