『ザ・シンプソンズ』の製作者、人種差別が原因で1つのキャラクターを取り除くことを決定

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米人気アニメシリーズ『ザ・シンプソンズ』の製作者らは、視聴者からクレームが多数寄せられたのを受け、同アニメに登場するインド人アプー・ナハサピーマペティロンのキャラクターを取り除くことを決めた。プロデュ―サーのアディ・シャンカー氏が、Indiewireのインタビューで語った。

スプートニク日本

アプー・ナハサピーマペティロンは、『ザ・シンプソンズ』の脇役キャラクター。コンビニエンスストア「クイック・E・マート」の経営者で、よく強盗に入られている。このイメージは、南アジアからの移民を人種差別的に描いており、多くの否定的なステレオタイプを含んでいると指摘されていた。

シャンカー氏は昨年、この紛争の解決に乗り出し、脚本家たちにアプーのイメージを作り直すための手助けを呼びかけ、コンテストの開催を発表した。優勝作品は『ザ・シンプソンズ』を放送しているFoxテレビに提案される予定だったが、シャンカー氏は製作者側がアプーのキャラクターを取り除く計画であることを知った。

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