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26歳前後の年齢の1348人を対象に10週間にわたって実施された最初の調査では、パートナーとの関係の変化について、相手との関係にどのくらいの労力を注いだか、別れた場合、相手からとんな反応が予想されるか、相手は自分の愛情を大事に思っているかという設問が出された。
もう一方の調査は平均年齢32歳の500人を対象に2カ月間にわたって行なわれたが、開始時点でそのうちの442人がすでに関係解消を考えていた。
2つの調査の結果、条件、状況の違いにも関わらず、一度カップルとなるとなかなか別れにくいことが明るみになった。関係解消に踏み切れない一番の理由は、相手を傷つけたくないというものだった。このことから研究者らは、人間は性格として、なんの見返りがなくとも、他人のために努力するものであるとの確信を強めた。