スプートニク日本
ロゴージン社長は、「計画されているのは正に、長期基地の建設だ。もちろん、この基地は人が常に居住するものではないものの、一時的な滞在を繰り返し行えるものとなる。だが、基本的に今回の計画では、複数のアバターを利用するロボット化されたシステムへの移行が行われる。これらのアバターが、月面での課題を解決していく」と述べた。
ロゴージン社長は、ロシアによる月への有人飛行(同国の宇宙飛行士による初の着陸は2030年の予定)開始から本格的な基地の建設までにどれ程の時間がかかる可能性があるかについては、詳細を明らかにしなかった。
先に、ロゴージン社長はスプートニクに対し、宇宙空間で使用する機械設備を直接月面で修理するための部品を3D印刷するための材料として、月の土壌を利用できる能力の習得をロスコスモスが計画していると語っていた。