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『コグネィション(Cognition)』によると、研究者らは、さまざまな国籍と年齢の67万人(最年少10歳、最年長70歳、平均20~30歳)から収集した情報を分析するコンピューターモデルを開発した。
情報収集にはアンケートが実施され、回答者の年齢と英語学習の経歴が調査された他、文法の知識に関するテストも行われた。その結果、外国語の文法を習得するには幼年期と未成年期が最適であり、その場合でも、18歳以降は、習得スピードは維持されるがネイティブレベルの流暢な会話の到達ははるかに困難になっていくという。
研究者らは、こうした言語習得の法則性は、生物学的にも、人格形成に影響を及ぼす社会的・文化的な要素によっても説明が可能だと指摘している