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「世界エネルギー予想」は、原油価格が2018年9月に2014年以来初めて1バレル80ドルを上回ったこと原因について、地政学的事件、ベネズエラの生産低下、巨大輸出国の決定などの要因が背景にあると指摘している。高騰した原油の銘柄については同報告書は明記していないものの、9月に1バレル80ドルを上回ったのはブレント原油。
2015年初めにかけてブレント原油は1バレル53ドルの値を付けていた。その1年前、2014年初頭は106ドル50セントだったことから、ほぼ2分の1の暴落を経験している。昨日11月12日は70ドルから72ドルの間を上下している。
IEAは2025年には1バレル88ドルのレベルに、2030年には96ドル、2040年には112ドルに推移していくと予想している。