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英国研究者 8年を費やしオゾン層破壊の禁止物質の排出源を発見

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英国ブリストン大学の研究者らは8年間の調査の結果、オゾン層を激しい勢いで破壊する四塩化炭素の排出源が、中国東部にあることを突き止めた。四塩化炭素は、地球のオゾン層を強力に破壊することから、2010年以降、世界中で生産が禁止された。それにも関わらず、大気圏の四塩化炭素の含有量は減少していなかった。

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米科学誌『ジョフィジカル・リサーチ・レターズ(Geophysical Research Letters)』に公表された研究報告によれば、研究者らは、2009年から2016年にかけて排出されたすべての四塩化炭素の半分以上が中国東部で発生し、現在も増加傾向にあることを証明した。研究結果は、さらに四塩化炭素の新たな排出源についても証明している。この禁止物質の発生は2012年以降、中国の山東省で確認されている。

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南極上空のオゾンホールがなくなった
一方で四塩化炭素の排出源が特定されたからといって、それが直接的に、地球の大気圏に危険物質がこれほど蓄積されたことの理由付けにはならない。

研究者らは、おそらく四塩化炭素は他の化学物質の生産過程でも生成されると推測している。研究者らの課題はこれからその危険な生産元を暴き出すこととなっている。

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