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サウスチャイナ・モーニング・ポスト紙が「温州日報」をもとに伝えているところでは、今年9月に外国の水中無人機を発見した中国市民の男性に対して金銭が支払われたという。男性によって発見された「疑わしい装置」はのちに、カナダの開発企業によって製造された水中輸送手段であると特定された。
この無人機の実際のタイプやその生産国名は公表されていないが、この水中無人機は高解像度装置を装備しており、深さ600メートルまでの水中にある目標を探索する性能があった。
米国は2016年、南シナ海の国際水域で中国海軍によって奪取された水中無人機を返還するよう同国に要求している。米海軍は当時、この水中無人機が科学的情報の収集に携わっていると発表していた。