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ニューヨークタイムズ紙は12日、米国の専門家らが人工衛星の写真から北朝鮮に16か所のミサイル基地を発見したと報じていた。「ノース38」のアナリストらは、この資料を分析した結果、同紙の情報は不正確との帰結に達した。
「ノース38」の専門家らは、第1にこれらの基地の存在は前から明らかにされていたこと、第2に、ニューヨークタイムズ紙の記事には「これらの基地から発射されるミサイルはすべて核弾頭を搭載しうる」と書いてあるものの、記事が引用したジョゼフ・バミューデス氏の大本のレポートには「核弾頭の搭載は可能だが、その可能性は低い」と書かれているにすぎないと指摘している。
「ノース38」はさらに、ニューヨークタイムズ紙の記事にはこれらの基地のひとつに日本に達することのできる中距離ミサイルが配備されている可能性があると書かれているものの、バミューデス氏のレポートにはサッカンモル基地にそうしたミサイルがあるとは断定されていないと主張している。