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文書では、「米国の国家安全保障の利益にとって、日本が強力な自衛能力を発展・維持することに協力していくことは決定的に重要だ」と指摘されている。同文書ではまた、当該の契約が「アジア太平洋地域における基本的な軍事バランスを変更することはない」と強調されている。
開発が2006年に始まった迎撃ミサイルSM3ブロック2Aは、先行する修正型「SM3ブロック1A」と「SM3ブロック2B」にとって代わることになっている。これらのミサイルは、多機能戦闘情報制御システム「イージス」を装備した艦船にも、地上配備型移動ミサイル防衛システム「イージス・アショア」にも設置されると予想される。
前記の合意内容の実現に対する許可は既に取得されている。米政権は議会に対し、同政権によって承認された、前述のミサイルを日本へ輸出するとの決定について、公式に通知した。米議会には今後、この新たな兵器契約の研究とその阻止の可能性に向け、30日間の余裕がある。