スプートニク日本
情報源のうちの1人が述べたところでは、王室はサルマン国王の唯一の兄弟であるアハメド王子を支持する意向。複数の米高官らもまた、アハメド王子を候補とすることに賛成した。
米高官らの情報によると、米国での皇太子への態度が替わった原因は、記者殺害に関与したと推測されているからだけではなく、ロシアからの兵器買い付けの問題でのムハンマド皇太子の姿勢にも関連があるという。ロイター通信が入手した5月15日付のサウジアラビア国防省宛ての皇太子による書簡では、対空ミサイルシステムS400を含むロシアからの「兵器取得に集中する」よう、皇太子が求めている。
サウジアラビアでは、王位継承者を選ぶのは国王と年長の王族メンバーら。