パプアニューギニア警察、議会建物を襲撃 APEC首脳会議の報酬金受けとれず【写真】

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パプアニューギニアの警察が、アジア太平洋経済協力会議(APEC)の一環で行われた行事の警備の仕事に対する補償を要求し、同国の首都ポートモレスビーにある議会の建物を襲撃したと、地元紙「ポストクリエ」が伝えている。

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同紙に掲載された報道発表で明らかにされているところでは、保安職員らが「APECの会議を成功裏に実施するため国の政府を支援した」後、警察官協会が不満を表明したものの、保安職員らに対してその尽力が補償されることは結局なかったという。

同紙の情報によると、保安職員らは議会の建物付近に集まって建物を封鎖し、その後には建物を襲撃した。同紙に掲載された複数の写真では、建物の正面が損傷を受け、複数の窓が割られた状態になっていることが分かる。同紙が確認しているところでは、襲撃の際、建物の内部には大臣や地元政治家が複数人いたという。

警察は政治家らと連絡をつけようと試みたものの、不成功に終わった。この事件にもかかわらず、議会の会議は始まったと伝えられている。

2018年のAPEC首脳会議は17~18日、ポートモレスビーで行われた。

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