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上院議員のグループは「アレクサンドル・プロコプチュク少将をインターポール総裁に選出することは、鶏舎を担当するキツネを任命するようなものだ」と述べた。
議員らは、ロシアは「政治的反対派、反体制派、ジャーナリストに対する仕返しや暴力のためにインターポールを定期的に利用」しており、プロコプチュク少将は「民主主義的制度を弱体化させ、プーチン大統領の権威主義体制を強化すること」を目的とした「脅迫戦略」に個人的に参加したと主張している。
インターポール総裁は、21日にアラブ首長国連邦のドバイで選出される。中国出身の孟宏偉・前総裁は、汚職の疑いで中国で逮捕された。2016年にICPO副総裁に就任したプロコプチュク氏は、インターポール新総裁の主要候補者と呼ばれている。
ロシアは米議員らの声明にすでに反応した。ペスコフ露大統領報道官は、ロシア人のインターポール総裁候補者への反対を呼びかけている米上院議員は、選挙プロセスに大いに介入していると発表した。
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