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ナウアート報道官の書面による声明では、「我々は、フーシ派とイエメン共和国政府がスウェーデンでの協議に参加する意向であるとの国連特使による声明を歓迎し、これを必ず実行するよう双方に呼びかける」と述べられている。
報道官によれば、「全ての当事者が、これ以上交渉を遅らせないこと、そして紛争解決を探求する意図、あるいは不可欠な譲歩を行う意図の誠実さに疑いを抱かせるような参加条件を主張しないことが必要だ」という。
イエメンにおける政府とシーア派運動「アンサール・アッラー(神の支持者)」を母体とする武装組織であるフーシ派の間の軍事・政治的紛争は、2014年から続いている。サウジアラビアが主導するアラブ軍事有志連合は、2015年3月から政府軍を支援している。