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NASAのウィリアム・ガーステンマイヤー代表が米紙ワシントン・ポストに語ったところによれば、検査は来年開始され、数カ月にわたる。検査では国際宇宙ステーション(ISS)に人員輸送を行う2社で「安全に影響し得る全て」を調べる。
情報筋が同紙に伝えるところ、NASAが検査の必要性を感じたのは、スペースX社のイーロン・マスクCEOの言動に起因する。先に、マスク氏はテレビ司会者ジョー・ローガン氏との対談中にマリファナを喫煙。その後、ウイスキーのオンザロックを飲み、アルコールもまた、一種の麻薬だとコメントした。この言動からNASA上層部は、スペースX社の職場が行動規範を遵守しているか評価する必要性を感じた。
ワシントン・ポスト紙の情報筋はまた、ボーイング社でも検査が決まったと伝えた。
NASAのガーステンマイヤー代表は、検査により、麻薬の使用禁止の遵守を含め、「両企業が職場の安全に対するNASAの基準を満たしている」か確認できると述べた。
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